直径にして1~2mmくらいの小さく硬めの白いブツブツ(丘疹)が、主に目の周囲で見受けられるようになります。また、痛みやかゆみといった自覚症状は、ほぼ現れることはりません。原発性として発生するのは乳児の頃で、この場合は自然に消失することもあります。また成人になってから発症することもありますが、この場合は、外傷、やけどなどがきっかけとなります。ただ、放置のままでも自然に消えるということはありません。

治療について

この場合の治療は外科的治療となります。稗粒腫の部分に注射針で小さな穴を開け、ピンセットで内容物(角質の塊)を押し出し、除去していくという方法になります。施術中に強い痛みを感じることはありませんが、脾粒腫の数が多数ある場合は、麻酔テープを貼った後に行うということもあります。